【革比較】カーフ(牛革)とコードバンの違い!体験談を元に選び方公開。

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コードバン
この記事は約7分で読めます。

こんにちは!

今回は!

カーフ(牛革)コードバン(馬革)について書いていきます!

革靴を選ぶにおいて、それぞれの革の特徴を知っておくのは大事ですよね。

僕自身、持っている革靴を見ていてやっぱり変化の違いが面白いなあと思い!

それを皆さんに共有していきたいと思ったのですっ!

あくまで今回は僕が持っている王道の革の違いについての比較です。

「そもそもコードバンって?」

という方はこちらからどうぞ!

それではいってみましょう!

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カーフとコードバンの違い

今回比較するのは一般的なカーフとコードバンについてです!

つまり『牛革』と『馬革』の違いについてです。

どちらの革のほうが良い!というわけではないですからね!

それぞれの革の経年変化を楽しんでもらえたらと!

まずはそれぞれの革についてですね。

カーフ(牛革)について

世界で一番、一般的な革です。

革財布や革モノでよく使われている革の代表格です(笑)

例えが難しいですが、革に興味がない人でも一度は触れたことがあるのかなと。

牛革の特徴

・加工がしやすい
・種類が豊富
・柔らかい
・足に馴染みやすい

ざっくりとですが、こんな感じ。

種類が多すぎて...笑

今記事では書かないですが、

  • ステアハイド
  • キップスキン
  • カウハイド etc…

なども牛革です。

牛が何歳のときに皮を取ったかで呼び方が変わるのです。

言い出したらキリがないんです(笑)

まあここでは牛革とだけしときましょう。

コードバン(馬革)について

これは馬のお尻の革です。

非常に貴重な革ですが、こちらも割と有名なので聞いた事あるかも?ですね。

通称『革のダイヤモンド』と呼ばれています。

言葉で色々と言ってもなんのことやら?ですよね…笑

分かりますその気持ち。

僕の語彙力を恨んでください(笑)

以下、ざっくりとしたコードバンの特徴です。

コードバンの特徴

・牛革の3倍硬い
・水(汗)に弱い
・傷つきやすい
・貴重な革の為、値段が高い
・メンテナンスが難しい etc…

代表的な特徴だけですが、まとめました。

ということで写真で実際に見てもらうほうが良いでしょう!!

(潔くいきます。笑)

言葉でとやかく言っても伝わらないと思うので!!笑
(僕の語彙力不足...恥。)

実際に僕が持っている革靴で見ていきましょう!

実物の革靴比較してみた

まず2つの比較写真ですね。

左がコードバン。右がカーフ。

ちなみにどちらもMOTOの靴です。

こう見たらパッと見は区別がつかないですよね(笑)

革靴が好きな方はパッと見ただけで判別できることでしょう!!

今回はそのままを見てもらうために加工は一切なしで撮影しています!!

それぞれの個別写真でもっと見ていきましょう!

MOTO サイドレーススリッポン

まずはカーフ。

見た感じでコードバンと違うのが、シワの入り方です。

カーフのシワの入り方ってきめ細かいんです。

人間のシワに近い感じといっていいのですかね(笑)

カーフのシワがこちらっ!!!

カーフにもランクがあるんですが、ランクが良ければいいほどシワのキメが細かいです。

よく言われるのがボックスカーフとかですね。

世界的にも有名です。

これが本当に『This is シワ』といったシワ感になります(笑)

もう2年履いているのでなかなかシワもくっきりついてきていますね。

いい感じのエイジングです。

このシワを眺めて美味しいコーヒーでも飲めちゃうんじゃないのか!!

そしてコードバン。

はいこちら!投下!!!

MOTO コードバングリーンローファー

僕のブログではお馴染みの(笑)

磨いたばかりなので、光の加減で黒に見えてしまうのがお困りポイント...

実際はすごいキレイなグリーンなのです(笑)

そんなシワの入り方にご注目くださいいい!!

こちらが革のダイヤモンドと呼ばれるシワです!

まるで海の波打つかのようなシワ感。

たまらないですねえ。

うねるようなシワ感です。

こちらももうそろそろ2年が経つのでいい感じのエイジングになってきましたね。

っと、完全にコードバン贔屓なコメントが出そうです。

でもご理解いただきたい!!!

このコードバンという革。

それだけ希少で革靴好きを魅了するだけの魅力があるんです(笑)

「革靴好きな方はコードバンの靴しか履かない!」

なんて方も。

でもコードバンのメンテナンスって特殊で、手間もかかるんですけどね。

それも加味しても履きたい!くらいに魅了されます。

高いものだと30万円くらいするものもあるんですよ…

信じられないですよね…

革靴で30万って(笑)

もうそういう世界なんだと思ってもらえたら嬉しいです。

もうオタクの世界です(笑)

でもあくまで、

「コードバンのほうが必ず良い!」

とは言わないですよ。

あくまでも最初に言ったように各々好き好きあってこそなので!

カーフの革靴も世界レベルで見るととっても良いものもたくさんあるし。

カーフのほうが足馴染みがいいからとカーフを好む方もたくさんいます。

賛否両論です。

実際に履いてきた感想と教訓。

実際に今まで履いてきての感想ですが。

どちらも約2年くらい同じくらいの期間履いてきました。

感想としては、カーフのほうが最初足馴染みが良くてびっくりしました。

サイズ感も抜群だったので履き始めの初日からすんなり出かけられました。

今までのどの靴よりもしなやかでしたね。

一方コードバンの方はというと…

事故レベルに靴ずれしました(笑)

コードバンはひっっっじょうにかっっったい革なので馴染むまでに時間がかかるのです。

なので最初に履いたときは足のスネ?横を擦りむきました(笑)

もう今となっては良い思い出ですが、しっかり教訓にしたいと思います。

革の選び方

痛いけど馴染む過程も含めて『コードバン

柔らかな質感で最初から馴染んでくれるのが『カーフ』

といった所ですかね。

革靴って実際に履き続けていかないと分からない部分ってあるんですよね。

これは経験者しか分からないことだと思います。

コードバンの擦りむき事件のときは怖いもの知らずだったからこそ(笑)

コードバンにすんなり挑めたんだと思いますから(笑)

「これから革靴にちょっとでも興味をもってみよう!」

という方はぜひとも周りの経験者に相談することをおすすめします!!!
(これ大事!テスト出ます!!笑)

選び方と言ってもこれが正解!!なんてことはないです!!笑

(落ちそこかいっっ!!)

カーフならすぐに馴染んでくれるものが多いので、サイズ感さえ間違わなければ問題なく履けるかなと!!

コードバンのモノが欲しい!!という方は周りにコードバンの靴を履いたことある方に相談をおすすめします何度も言いますが(笑)

あなたの足が事件に巻き込まれる前に!

実際に履いていって馴染んでくれたらこっちのモノなのですが(笑)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はカーフとコードバンについて比較していきましした。

なかなか素人めには分からない部分だと思います。

これから革靴に挑戦していこうかなと思う方は少しばかり参考にしてもらえたらなと思います。

まあでも最初の一足はカーフのものを選ぶのをおすすめします!笑

悲惨な事故になるので!(笑)

(経験者は語ります…)

そんな感じで終わりたいと思います(^^)

これからも革靴比較をしていこうかなと思います!!

それでは今日はこの辺で\(^o^)/


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コメント

  1. かつ より:

    個人の意見なのであまり口出ししたくないですが、革靴職人として少々コメントを。

    カーフよりも密に繊維がつまっているコードバンは確かに硬いものになっています。
    しかしながら裂ける確率が圧倒的に高いと思います。手入れをし過ぎで裂けさせてしまう人が多いのは確かですが、繊維方向的にも伸びにくいコードバンの方が裂ける印象です。カーフもピンキリなので裂けるものもあるといえばありますが。

    またコードバンは表面を削ってスエードやヌバックのような状態にしてからコードバン層を取り出すことで生み出されます。
    コードバン層の毛羽立った表面をグレージングという作業を行うことでピカピカにすることができるんですね。
    コードバンが水に弱いと言われる由縁は、この毛羽立った表面にされたグレージング加工が水によって再び毛羽立ってしまうことで見栄えが悪くなることです。これは傷つき易いと言われることにも関係しています。鏡の表面の傷は目立ちやすいのと似ていますね。

    コードバンの人気が高いのは確かですが、わかりやすくある程度高級、わかりやすくピカピカということからそこまで玄人好みという印象はありません。仰られるとおりあくまでもエキゾチックレザーやスエード等といった好み、選択肢の一つです。
    価格についても面積が少ないのと、コードバン=高級というイメージが需要を増加させているようにすら思います。

    それと波打つ皺は程度の良いものであればカーフでも簡単に経験することができると思います。
    裏話ですが、柔らかければ皺が入る必要がなくなるためオイル等でへたらせれば程度の良いものでなくとも皺が入りにくくなることもあります。(オイルを余計に使うため裂けることもありますのであまりオススメはしませんが)オイルドカーフやオイルドヌバック等は波打つ皺ができやすいのですが、これは元々からオイルが使われているからです。

    コードバン寄りの意見が多く見られたので、あえてコードバンのデメリットについても書かせていただきました。

    特段精査して書いているわけでもないので所々信憑性にかけていたり、反対意見も出てきそうですが、日頃から革を扱っているものの感想としては以上のような印象です。

    最後になりますがコードバンの表面は確かに煌びやかで美しく、流通量も少なめで高価になるのにも頷けます。
    結局のところ好みということにはなってしまうのですが、私個人的にはワインハイマー辺りのカーフも試してみて欲しいところです。

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