こんにちは(^^)
最近、僕が考えることで
「大人って何だろう?」
と思うことがありました。
「大人になりなさい。」
「大人なんだから。」
と聞くと、「その大人って何だ?」
意見のすれ違いがあったとしても、たとえ自分の意見が正しくてもそれを抑えて一歩引くのが大人だろ、とか。
もちろん、そう言われる意味はとっても分かるんです。
確かにそれも大人だなと。
でもどこか自分の中で引っかかりがあったり、、、
僕は子供の時から、友人と喧嘩してしまった時は先に謝った方が大人だからと教えられてきました。
小学生ぐらいの時だったので、まだまだ小学生って子どもじゃないですか。
(子どもなのは僕だけだったらごめんなさい笑)
そうしていると周りの言う『大人』と『本当の自分』との間でギャップがうまれてきて。
実際に悪口を言われても大人だからと我慢したことは多々あります。
「自分の気持ちを正直に伝えたい!俺はこういう人間なんだ!!」
と表現したくて葛藤していました。
自分の意見を言うと”あいつは子供だな”と思われて、周りから何か言われないかとビクビクしていました。
”嫌われたくないなあ”、”批判が怖いなあ”と思ったり、大人にならなきゃと思えば思うほど本当の自分はどんどん檻の中にこもってしまって。
周りの理想を追えば追うほどに自分じゃなくなりそうだなと悩んだこともあります。
僕の周りにもそう思ったことがある人もいるんじゃないのかと。
僕が救われた言葉で今でも好きな言葉があります。
それは島田洋七さんが書かれている『佐賀のがばいばあちゃん』という本のとある一言。
その中のがばいばあちゃんのセリフが僕の考えを大きく変えてくれたので紹介したいなと思います!
二、三人に嫌われても、反対をむけば一億人いる。
お前が好きな人がおっても、その人も誰かに嫌われている。
お前もいい人やと言われても、お前を嫌いな人もいっぱいいる。
世の中、それで成り立っていると
佐賀のがばいばあちゃんより
この言葉を見た時、自分の視野が一気に広くなった気がして。
佐賀のがばいばあちゃんはずっと好きで、中学校高校と読書感想文は五年間、佐賀のがばいばあちゃんを読んで書いた僕が厳選した名言です(笑)
(どんだけ好きやねん笑。みんな佐賀のがばいばあちゃんいい本だから読んでみて)
この本を読んで、昔は自分の意見を殺して周りの言う大人を追いかけていました。
今では
「まあ嫌われたら仕方ないか!」
心の底からとは言わないですけど、心の片隅でそう思えるだけですごく気持ちが楽になって、自分の意見を表に出せるようになりました。
周りのいう「大人」という理想に縛られずに自分をもっと表に出していいと思います。
自分の意見を出していれば、ありのままの自分を受け入れてくれる人はきっと見つかります。
嫌われるかも、、、と恐れても、自分の意見を表に出すというのは意見や価値観の照合作業のようだと。
ただ!自分の意見を表に出した時に違うなら「それは違うよ!」と言ってもらえるような人柄でないといけないと思います。
意見が言いにくい人に何か言おうと思わないですもんね。
そう指摘してくれる人を見つける為に言いやすい人であることは大切ですね。
ふとなんだか人生は神経衰弱のようだなと。
トランプゲームでありますよね、柄を揃えていくおなじみのあのゲーム。
お互いの意見を言ってカードを裏返すかのようで、お互いが意見を表に出して見るまでは合うかなんて分からないなとふと思いました。
カードも裏返さないと分からない、だから裏返すためにまずは自分の意見を表に出してみましょう!
それでも最初に書いたように、時には自分が折れることも必要だとは思います。
周囲の言いたいことも分かるけど、折れるばかりだと自分の信念だったり周りの人だったり守れないものが出てくるんじゃないかと。
本当に自分の核心として正しいと思うものは貫く。
そうするとその考えに賛同してくれる人があなたの周りに集まってくると思います。
もしこの記事を呼んでくれた人が、本当の自分を出せるようになってくれたら嬉しいです。
賛否両論あると思いますが、僕の思う「大人ってなに?」についてお話しました。
それでは今日はこの辺で(*^^*)
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